訪問調剤薬局を経営する新会社「Medical Snowdrop」を設立
自宅や施設で安心して療養できる社会を実現するために、訪問調剤特化型の薬局を経営する新会社「Medical Snowdrop」を設立しました
在宅医療の充実させることで、誰もが安心して自宅や施設で療養できる社会を実現するために、訪問調剤に特化した薬局を経営する新会社「Medical Snowdrop(メディカルスノードロップ)」を2023年1月30日に設立いたしました。
今後、団塊の世代が75歳を迎える2025年には5人に1人が後期高齢者なり、多くの高齢者問題が発生します。この問題を解決するために策定されたのが、「地域包括ケアシステム」であり、医療・介護など関連サービスを地域一体となって提供していくことが求められています。この中で「在宅医療の充実」は急務な課題であり、その中で薬局や薬剤師が担う役割も重要です。
また、薬剤師を取り巻く環境は大手ドラッグストアーのM&Aによる働き方の急激な変化や子育て世代の女性が働きにくい職場環境など様々な課題を抱えています。加えて、昨今訪問調剤が求められることから患者様や医師、看護師などの医療従事者とより密接なコミュニケーションが必要とされ、従来の薬学の知識に加えて、医学や介護などの知識も必要となります。
在宅医療は1つのチームとして医師、薬剤師、看護師、介護士が仕事を行う必要があります。チームで充実した在宅医療を提供するには、関係者の働き方改革(モチベーション向上、スキル向上、ライフワークバランスの充実など)が重要であり、そのためには一人ひとりに合った教育や環境を整備していくことも整備していくことも必要です。
訪問診療や訪問看護は充実してきていますが、訪問調剤は更なる在宅医療の充実には欠かせません。
多くの課題に直面している薬剤師を応援したいという想いから、薬剤師が誰もが起業して自分らしく働ける環境や訪問調剤業務におけるスキル向上をサポートするシステムやサービスを提供いたします。